霊場のご紹介

當麻寺奥院

第9番

第9番 當麻寺奥院画像

阿弥陀仏と 申すばかりを 勤めにて 浄土の荘厳 見るぞ嬉しき

當麻寺は推古天皇20年(612)に、用明天皇第三皇子麻呂子親王が御兄君聖徳太子の教えにより創建され、最初は「萬法蔵院禅林寺」と号しましたが、その後「當麻寺」と改められ現在地に移されたとされています。
創建当時は南都六宗の一つ三論宗を奉じていましたが、浄土信仰の進展に伴い、中将姫が蓮糸で織ったと言われる當麻曼陀羅を中心に発展し、現在は浄土宗と真言宗の両宗派で護持しています。この當麻寺は法然上人が御本尊である當麻曼陀羅を拝し称名念仏を修せられた霊場です。
知恩院第十二世誓阿上人は、京都は災禍も多く安住の地で無いとし、応安3年(1370)朝廷に奏上し、法然上人の尊像と勅修御伝の副本を奥院に移され、創建当時は「往生院」と呼ばれていました。御本尊法然上人坐像は法然上人自ら開眼されたものであり、誓阿上人の夢告の「血垂れの御影」として有名です。

見どころ

當麻寺の伽藍は、曼陀羅堂・金堂・講堂・東西両塔と白鳳時代の姿を残しています。また、金堂の塑像弥勒仏坐像・乾漆四天王像や、日本最古の梵鐘、石燈籠など建造物以外の物もあり、現在も白鳳文化を伝えています。
奥院は桃山時代の本堂・大方丈、江戸時代の楼門などの伽藍や、鎌倉時代の選擇本願念佛集・法然上人行状絵巻四十八巻や、極楽浄土に迎えてくださる二十五菩薩来迎像など貴重な宝物が伝わっています。また、法然上人の徳にあやかり極楽往生ができるよう、大和の納骨霊場として信仰を集めています。
ニ上山を背景に當麻の自然を存分に取り入れた年中楽しんでいただける浄土庭園があり、當麻寺のなかでも高台にあるため眺望もよく、春は桜やボタン、夏は睡蓮や蓮、秋は紅葉、冬は冬ボタンなどが咲き、四季折々で違った姿を見ていただけます。

年間行事のご案内

2月24日
御忌大法要
秘仏御本尊法然上人坐像(重要文化財)特別開帳・甘酒接待
3月
春季彼岸会
5月14日
練供養
毎年行われる二十五菩薩来迎の迎講の会式です。蓮糸を染めて曼陀羅を織ったといわれる中将姫を西方浄土から迎えに来る様子を現します。 16時から雅楽や読経が流れ、西日が差すなか、本堂を西方極楽浄土、裟婆堂を人間界に見たて、その間にかけた来迎橋を観世音菩薩が25菩薩を従えて練り歩き、17時すぎまで行われます。練供養会式の根源は同寺にあると言われ、大衆を浄土信仰に導く為に始めたものと伝えられています。
8月25日
施餓鬼大法要
9月
秋季彼岸会
11月1日~10日
綴織當麻曼陀羅特別公開・絵説き法要
中将姫が現世に極楽浄土の様相を伝えようと蓮の茎より取り出した糸を紡いで織り上げられた當麻曼陀羅と同じ手法「綴織」にて再現された當麻曼陀羅を特別に公開し、約1250年前の中将姫のご苦労と思いを間近で見ていただくことができます。

詳細画像1

詳細画像2

第9番 二上山 當麻寺奥院

ご拝観の際は事前ご連絡(予約)が必要です。<団体>

住所
〒639-0276 奈良県葛城市當麻1263
TEL
0745-48-2008
FAX
0745-48-6668
WEB
http://www.taimadera.or.jp/

アクセス

  • <電車>
  • 近鉄南大阪線「当麻寺(たいまでら)」下車 徒歩約15分
  • 近鉄大阪線「高田」・JR「大和高田」下車 タクシー約15分
  • <車およびバス>
  • ○大阪方面から
    西名阪「松原JCT」より2つ目の「柏原IC」を下り約15分
    南阪奈道「美原JCT」より「葛城IC」を下り信号左折約10分
  • ○名古屋・奈良方面から
    西名阪「天理IC・郡山IC」より「香芝IC」を下り約30分
  • ○橿原方面から
    国道165バイパスを南阪奈有料道路直前で下り、「太田南」交差点右折し約10分

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